2013年4月4日木曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その2

続きです。

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アンプモデルを選択したとき、マスターボリューム(以下、MV)の設定へ移るようになります。

また、MVのないアンプの正しい設定は、MVが10となります。


このため、MVのないアンプモデルを選択したとき、MVは10(規定値)となっています。



もし、MVのないアンプで、よりMVのドライブを望む場合、


アドバンスドGUIページに、新たに設置された"MSTR VOL TRIM"パラメータで


MVを増減させることができます。



MVがないアンプのMVの初期値は、アンプにとって


だいたいのスイートスポットの値になっています。


この値は、パワーアンプがアンプのトーンとフィーリングに影響し始める値となります。



一般的に、MVを減少させると、アンプはブライトになり、コンプ感が少なくなります。


MVを増加させると、中音域が目立ちはじめ、コンプ感が多くなります。



いつものように、あなたの耳で探る必要があります。



微調整されたパワーアンプモデリングは、偶数次の倍音を若干増加させます。


これにより、大部分のアンプモデリングは、よりスイートな感じになります。



三極管のモデリングは、よりクリアで弦の分離感をもたらし、


歪からグレア(反射)を排除するように改善しました。



注:"Triode Hardness"パラメータは、これまでとは異なる動作となります。


アンプタイプが選択されたとき、適切な初期値になります。


既にあるプリセットは、呼び出された時に、自動的に調整されます。



改善されたパワーチューブモデリングは、よりパンチ力とポップさを与えます。


特に、パワーアンプ・ディストーションのトーンに影響を与えます。


これによりレスポンス、タッチ感度、PICK ATTACKも改善され、よりダイナミックになります。



アンプブロックの電源部のモデリングは、電源供給タイプをACに設定した場合、


AC整流と電源リップルの結果を、現在、モデル化しています。


電源供給タイプは、AC、DCから選択できます。


AC電源の周波数は、"AC Line Freq"で選択できます。


注:B+時定数の値が低く、Sagの値が高い場合、


  電源供給タイプがACの時、実際のアンプの様に、


  ゴーストノートが発生する可能性があります。


  B+時定数が低い値の時、アンプの反応は早く感じますが、


  低すぎるとゴーストノートが発生しやすくなります。


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その3へつづく。


(Ver.10のリリースノート長いっすわ~)


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