その3です。
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アンプブロックにチューブ管タイプのパラメータを追加。
3極管(例えば、6L6, KT66)、5極管(例えば、EL34、6BQ5)など
のチューブ管のタイプを選択できます。
アンプモデルが選択されたとき、適切なチューブ管タイプがデフォルトで選択されますが、
ユーザーが上書きして使うこともできます。
アンプブロックの"Drive Stack"の精度を改良しました。
これにより、操作の全範囲にわたり、ドライブ・コントロールは
本物に近い振る舞いをすることができます。
“Dynamic Presence ”コントロールをアンプブロックへ追加しました。
これは、出力トランスの漏れインダクタンスにより、
パワーアンプがプッシュしたとき、トーンを輝かせることをモデル化します。
実際のアンプ対応したアンプモデルが選択された時、デフォルト値にセットされます。
このコントロールを増加させると、擬似的にパワーアンプをプッシュする感じとなり、
よりブライトな感じになります。
ソフトに弾いたり、ローゲインで弾いたとき、影響は少なくなります。
注:このコントロールはパワーアンプのモデリングにのみ影響があり、
パワーアンプのドライブに対してのみ影響します。
このコントロールを減少させると、ハードに弾いたとき、ダークなトーンにすることができます。
また、このコントロールは、アンプモデルのスイートスポットを習熟するのに役に立ちます。
マスターボリュームを大きくすると、アンプはリキッドになり、コンプ感が増し、演奏が楽になります。
しかし、大きくし過ぎると、とてもダークな音になり、コンプ感が非常に増大します。
この“Dynamic Presence ”コントロールは、
スペクトラムの他の部分に影響することなく、あなたが望むパワードライブやリキッドなフィーリング、そして高音域を取り戻すことができます。
アンプブロックへ“Dynamic Depth ”コントロールを追加しました。
これは、“Dynamic Presence ”コントロールと似ており、
アンプがプッシュしているときの、低周波を増減します。
実際のアンプには、このコントロールはありませんが、価値あるトーン生成ツールです。
アンプブロックへ“Character ” と“Character Frequency ”を追加しました。
この2つのパラメータは、とてもパワフルな非準同形フィルターをコントロールします。
ソフトに弾く場合、これらはあまり影響を及ぼしません。
歪みの量が増大すると、影響力が大きくなります。
“Character ”がフィルターの影響量を設定するのに対し、
“Character Frequency ”はフィルターのセンター周波数を設定します。
例えば、ハードに弾いて、音を暗くしたいとき、
周波数を10kHz、影響量を-5にするとよいかもしれません。
ハードに弾いて、音を明るくしたいとき、影響量を+5にセットしましょう。
アンプタイプを選択したとき、影響度は必ず0に設定されています。
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(長いので、改行の量を減らしてます)
次は、その4で。
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