2013年4月9日火曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その4

その4です。

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“Thunk ”コントロールをアンプブロックへ追加。
このパラメータは、ギターとスピーカー・キャビネットで起こる
超低周波の相互作用をシミュレートし、トーンに重みを加えます。
高い値にすると、キャビネットにギターが近い状態をシミュレートします。

Bias Tremoloをアンプブロックへ追加。
これは真のバイアス・トレモロであり仮想パワー管のバイアスを変化させます。
トレモロの量は多数の変数で異なっているため、
このトレモロの動作は他のトレモロタイプと異なっています。
最も重要なトレモロは、“self -ducking ” です。より大きな信号振幅のとき減らします。
注:バイアス・トレモロはほぼ無加工の回路であり、
dampingやbiasを含む多くのことに依存するパワーアンプと相互作用します。
いくつかのアンプとって、バイアス・トレモロの深さの高い値は、
過度のクロスオーバー歪みが発生する可能性があります。
別のアンプにとっては、トレモロの量は、
ラウドからソフトな演奏まで、かなり変化可能です。
けれどもこれらすべては、バイアス・トレモロの魅力となります。
特に”オーガニック”サウンドをもたらすように。
バイアス・トレモロのコントロールは、Trem FreqとTrem Depthパラメータで提供されます。
フットスイッチや他のアプリを使い、トレモロを容易にオン/オフできるようにトレモロ・デプスにアタッチできます。


全てのMesa Mark leadモデルは、明快にするため、
再調整し、名前を変更しました。
各モデルとそのアンプセッティングは下記の通りです。

USA LEAD: Pull Bright off, Mid Gain off.
USA LEAD BRT: Pull Bright on, Mid Gain off.
USA LEAD +: Pull Bright off, Mid Gain on.
USA LEAD BRT +: Pull Bright on, Mid Gain on.

注:各モデルは、アンプのPull Shiftノブを外した状態でモデリングされています。
  Pull Shiftの機能を再現するためには、Depthをゼロに設定して下さい。
  またこれらのモデルのゲインは、ほとんどの人が設定するゲイン値に合わせて、
  オリジナルのアンプで使用している値より約2増加させています。
  ADVメニューのInput Trim パラメータでゲインを微調整することが可能です。
  プレゼンス・コントロールは、5(12時の位置)のとき、実際のアンプのように中立となります。
  ノブを半時計周りに回すと、プレゼンスの量を減らします。その逆もできます。
  ちなみに、ほとんどのアンプは、増大のみ可能でゼロにしたとき中立です。

全てのRectoモデルは、再調整しました。
注:Orange Modernモデルと、Red Modernモデルは、
  ネガティブ・フィードバックを持ってないので、プレゼンス・コントロールは
  全てハイカット・コントロールです。
  実際のアンプと異なり、コントロールの動作が逆になっています。
  もし、実際のアンプのプレゼンスが時計周り一杯にしているとき、
  モデルの正しい位置は、反時計周り一杯となります。
  また、モデルのハイカット・コントロールは実際のアンプより2倍のレンジを持ってます。
  このため、実際のアンプで反時計回り一杯のとき、
  モデルでは12時の位置が正しい位置となります。
  また、MIMICの段落で述べたように、最近のモデルはMV(マスターボリューム)に対し
  とても敏感です。
  低いMV設定はよりScooped Toneを生み出す一方、高いMV設定は、ミッドレンジを強調します。
  MVレベルを上げ下げしながら補正して、希望のトーンを生み出すことをお勧めします。
 

65 Bassguyモデルは完全に再調整しました。
このアンプは、以前は完全にはモデリングしてませんでした。
このアンプはとても特徴的なフィードバック回路を持っています。
この伝説的なアンプのユニークな音を今回完全にモデル化しています。
最良な音を得るために、一度別のモデルを選択し、再びこのモデルを選択して
リセットすることをお勧めします。


Euro Blue and Red は再調整されました。
これらは、Bogner Ecstacy 20th Anniversary アンプに基づいてます。

最良な音を得るために、一度別のモデルを選択し、再びこのモデルを選択して
リセットすることをお勧めします。


Wreckerの1モデルに間違った内部ステージの結合コンデンサを修正しました。
また、MV値を少し小さい値であったため、わずかに増加させました。


Block Letter ” EVH 5150に基づいたPVH 6210 モデルを完全に再調整しました。
このモデルは、PVH 6160 Block ”に名前を変えました。

Peavey 6505+に基づくモデルは、PVH 6160 II ” として追加されました。

Soldano SLO100のクリーンチャンネルの基づく"Solo 100 Clean "を追加しました。

Mesa Triaxis LD2モードに基づくUSA Pre Green ” and USA Pre Yellow"を追加しました。
注:実際にハイカットコントロールとして働くTriaxisのプレゼンスコントロール
  は最大の値にしてモデル化しました。
  また、このモデルのMIDコントロールは実際のプリアンプの範囲より大きいことに注意して下さい。
  値が5のとき、同じ反応を示しますが、Axe-FxのMIDカット量は、より大きいです。

CAE 3+ SEプリアンプのチャンネル1に基づく CA3+ Clean ”モデルを追加しました。
3チャンネル全てがモデル化されました。

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まだありますが、現時点ですごい変更点ですね。

実際にV10にして弾いてみましたが、
V9以前の自作のプリセットは(歪み系が特に?)使い物にならないくらい、
音が変わってます。

しかし、 V10のファクトリープリセット、めっちゃいい音多いです。
なんだろうか、音がはじける感じが段違いにリアルになったと思います。

一瞬、「あれ、自分の持ってる本物のアンプ弾いてる?」って勘違いしそうになりました。
ヘッドホンだったのに。

この短期間でこれほどの改善をしてくるとは、、

その5に続きます。

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