こんばんは。
Axe-Fx2の公式フォーラム内で、
さらっと、
ファームウェアVer10のリリースノートが発表されました。
発表されたスレッドはこちら。
※なお、リリースノートだけで、物はまだです。
どんな内容なのか、ワクワクだ。
以下、勢いで、和訳。
Axe-Fx II Firmware Release Notes
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10.00
注:これはメジャーアップデートです。
特にアンプモデリングに対しての更新となります。
このファームウェアは既存のプリセットのサウンドを変更するでしょう。
このためインストール後、全てのプリセットのサウンドチェックをし、
適切な操作をし、トーンを合わせて下さい。
アンプモデルは、他のアンプタイプに変更してから希望するアンプタイプに戻せば、
一時的にリセットすることが可能になります。
リセットするとは、デフォルトパラメーターが呼び出されるということ。
アンプモデルには、MIMICTM P.A.F.という技術が実装されました。
(※ “Multi-point Iterative Matching and Impedance Correction”)
MIMICとは、分析した信号をアンプに適用します。
回路の様々なポイントでアンプ毎に最適なニュアンスを捕らえて
それぞれのアンプに対し正しく修正します。
修正度合いは、大きい場合もあるし、小さい場合もあります。
なぜなら、アンプのレイアウトや様々な関連性に依存するからです。
MIMICは、単なる出力EQでの補正と異なり、
アンプモデルの適切な場所に正しい補正ができる利点があります。
このため、実際にリアルな動作と同じような補正が可能となります。
例えば、デュアル・レクチファイヤーのモダンモードは、
MVが増加するにつれて分厚いトーンとなりマスターボリュームに対し
とても敏感になります。
MIMICは、マスターボリュームの増大に伴う、単なる音量の増加だけでなく、
敏感な振る舞いを維持します。
必要に応じて、MIMIC処理のEQ補正の部分はAMPブロックの
Advanceメニュータブからオフにできます。
注:MIMICの非線形補正やその他の処理は、必要不可欠であるためオフできません。
多くの場合、EQ補正は僅かであり、オン/オフして、
すぐに聞きわけられることはあまりないでしょう。
実際のアンプとMIMICアンプモデルとのズレを検証し考慮して
アップデートされた多くのアンプモデルの詳細:
プリインストールのキャビネット・モデルの数が、35個追加されます。
これらは、キャビネットに複数のマイクのIR(インパルス・レスポンス)をMIXしたものです。
これらのIRは、製作時にバンド調整されているためほとんどEQを触らず、
すぐにミックスに使用できます。
追加されたIRの30個は、ギターアンプ用キャビネットで、5個がベース用キャビネットです。
個々のマイクのIRは、個別にダウンロードも出来る予定です。(訳注:MIX前のIR、だと思う)
また、アーティストからのIRも加えました。
James Santiagoから2個。ドリームシアターのジョン・ペトルーシから1個。
ユーザーキャビネットのスロット数を100個へ増やしました。
一時記憶メモリ(の領域)を1つ増加。 (訳注:スクラッチパッドを一時記憶メモリと訳しました)
注:システムのバックアップ/リストアを行うとき、
上位50個のスロットは一時記憶メモリに保存されるため、バックアップ/リストアできません。
一時記憶メモリ自体も増加しました。
この一時記憶メモリは、ダミー領域であり、キャビネットデータを受け取ることはできますが、
保存できません。(訳注:電源落としたら消えるということ、だと思う)
このため、ユーザースロットを上書きすることなくIRのサウンドチェックが出来ます。
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その2へ、つづく。
(今日は、ここまで!)
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