2013年4月2日火曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その1

こんばんは。

Axe-Fx2の公式フォーラム内で、


さらっと、

ファームウェアVer10のリリースノートが発表されました。


発表されたスレッドはこちら。



※なお、リリースノートだけで、物はまだです。



どんな内容なのか、ワクワクだ。


以下、勢いで、和訳。


Axe-Fx II Firmware Release Notes


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10.00

注:これはメジャーアップデートです。

  特にアンプモデリングに対しての更新となります。


  このファームウェアは既存のプリセットのサウンドを変更するでしょう。

  このためインストール後、全てのプリセットのサウンドチェックをし、

  適切な操作をし、トーンを合わせて下さい。


  アンプモデルは、他のアンプタイプに変更してから希望するアンプタイプに戻せば、

  一時的にリセットすることが可能になります。

  リセットするとは、デフォルトパラメーターが呼び出されるということ。


アンプモデルには、MIMICTM P.A.F.という技術が実装されました。
(※ “Multi-point Iterative Matching and Impedance Correction”)

MIMICとは、分析した信号をアンプに適用します。


回路の様々なポイントでアンプ毎に最適なニュアンスを捕らえて

それぞれのアンプに対し正しく修正します。


修正度合いは、大きい場合もあるし、小さい場合もあります。

なぜなら、アンプのレイアウトや様々な関連性に依存するからです。


MIMICは、単なる出力EQでの補正と異なり、

アンプモデルの適切な場所に正しい補正ができる利点があります。

このため、実際にリアルな動作と同じような補正が可能となります。


例えば、デュアル・レクチファイヤーのモダンモードは、

MVが増加するにつれて分厚いトーンとなりマスターボリュームに対し

とても敏感になります。

MIMICは、マスターボリュームの増大に伴う、単なる音量の増加だけでなく、

敏感な振る舞いを維持します。


必要に応じて、MIMIC処理のEQ補正の部分はAMPブロックの

Advanceメニュータブからオフにできます。

注:MIMICの非線形補正やその他の処理は、必要不可欠であるためオフできません。

多くの場合、EQ補正は僅かであり、オン/オフして、

すぐに聞きわけられることはあまりないでしょう。


実際のアンプとMIMICアンプモデルとのズレを検証し考慮して
アップデートされた多くのアンプモデルの詳細:


プリインストールのキャビネット・モデルの数が、35個追加されます。


これらは、キャビネットに複数のマイクのIR(インパルス・レスポンス)をMIXしたものです。

これらのIRは、製作時にバンド調整されているためほとんどEQを触らず、

すぐにミックスに使用できます。


追加されたIRの30個は、ギターアンプ用キャビネットで、5個がベース用キャビネットです。

個々のマイクのIRは、個別にダウンロードも出来る予定です。(訳注:MIX前のIR、だと思う)


また、アーティストからのIRも加えました。

James Santiagoから2個。ドリームシアターのジョン・ペトルーシから1個。


ユーザーキャビネットのスロット数を100個へ増やしました。

一時記憶メモリ(の領域)を1つ増加。 (訳注:スクラッチパッドを一時記憶メモリと訳しました)

注:システムのバックアップ/リストアを行うとき、

  上位50個のスロットは一時記憶メモリに保存されるため、バックアップ/リストアできません。

一時記憶メモリ自体も増加しました。

この一時記憶メモリは、ダミー領域であり、キャビネットデータを受け取ることはできますが、

保存できません。(訳注:電源落としたら消えるということ、だと思う)

このため、ユーザースロットを上書きすることなくIRのサウンドチェックが出来ます。


~~~~~~~~~~~~~~~~

その2へ、つづく。

(今日は、ここまで!)

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