2013年4月12日金曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その6

その6です。 これで完了です。

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SUPER TREM ”モデルは他のモデルとの混同をさけるため、
SUPREMO TREM ”へ名称変更しました。

アンプブロックのスピーカータブから、 Mid Freqパラメータを取り除きました。

MIMICはこれらのコントロールとは関係がなく、
EQリソースのいずれかを使用して、より良い結果が得られます。

アンプブロックのHi Cutコントロールは、いくつかのアンプタイプで

正常に機能しなかったため修正しました。

Motor Driveが0に設定されているとき、モータードライブ処理を全て排除しました。

わずかですが、全て排除する前に比べて、微妙に音色の変化がありました。

アンプブロックのアドバンスド・タブから冗長な(不要な)パラメータを削除しました。

Amp Voicingは、アドバンスド・タブへ移動しました。
また、grid excursionパラメータを削除しました。
これらのパラメータはAxe-Editから現在もアクセスできます。

全てのグラフィックEQの外側のバンドを、シェルビング・タイプへ変更しました。


Low CutとHigh Cutパラメータをフィルターブロックへ追加しました。

これらは、単独かつ高次のフィルターと組み合わせて利用できる一次フィルターです。
単独で使用する場合、タイプをNoneに設定します。
それぞれ、パラメータを最小または最大に設定すると信号経路からフィルターが外れます。

Tone-Matchブロックを正確に修正しました。特に低周波を改善しました。

Tone Matchブロックに “Start Both”を追加しました。
UPボタンを押すことで、同時に両方のチャンネルから収集エンジンを起動します。
これは、アンプやモデラーのようなリアルタイムなソースをマッチングさせる時に便利です。
正確に同じ時間に両方の取得を始めることにより、精度が高くなります。
注:Enterボタンを押下して、両チャンネルを同時に停止してください。

ロータリーブロックのMid周波数の精度を改善しました。


Looperの新機能Trimは、ユーザーがループのスタートとエンドポイントを調整することができます。

スタートまたはエンドのいずれかを選択するためにNAVキーします。
そして調整するためにVALUEホイールを回します。
スタートまたはエンドのどちらかの一方が選択されているとき、
Enterキーを押すことによりスタートまたはエンドになることが
モディファイアー(訳注:MIDIコントローラーの設定と同義のはず)により設定(アタッチ)できます。
また、新しいページに、再生インジケータとループ波形が表示されます。

新しいLooperのパラメータ "Play Immediate "(2ページ目にある)は、

ユーザーがレコーディングを終了するために"Record"ボタンを押すと即座に
再生を始めるかどうかを決める設定です。
これにより、ループを記録していつも即座に再生するユーザーと、それに対し、
後で使うために保存するユーザーにも柔軟に対応できます。
(注:このパラメータがOFFに設定されていても、記録を終了するために"Play"ボタンを押すと
   即座に再生を始めることができる)
今回、ユーザーは記録を終了するために"Overdub"を押すことで、
オーバーダブ・モードの状態で再生することができます。

モディファイアーにより、Looperの再生、逆再生、ハーフパラメータを

設定(アタッチ)することができます。
これらは、ページ2で設定(アタッチ)できます。
ページ2ではパラメータの状態を変更できませんが、
ページ1(だけ)でパラメータの状態を示します。
注:記録モードがONのとき、モディファイアーは無視されます。
  新しいループを記録中に、モディファイアーを外したり、再設定(アタッチ)
  しなければいけなくなることからユーザーを保護します。

チューブスクリーマー回路に基づく全てのドライブ

(Super OD , T808 OD , T808 OD Mod , Full OD , BB Pre , Eternal Love and Zen Master)
を改善しました。
また、Esoteric ACB , Esoteric RCB , Bender Fuzz モデルも再調整しました。

プリセットの切り替えスピード(遅延)を改善しました。


シーンを呼び出すとき、データが壊れていた、FxLoopのレベル1パラメータを修正しました。


アンプブロックのテープ・ページ上で、A,B,Cクイックコントローラーは、それぞれ、

Drive、マスターボリューム、レベルに対応しました。
これにより、素早く様々なモデルで視聴できます。

不連続なLFO波形(短形波、のこぎり波等)を使用するとき、

コーラスとフランジャーブロックのために、LFOスムージングを追加しました。

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以上、
ファームウェアV10のリリースノートの直訳完了です。
途中でリリースしてくれたので、駆け足気味になりました。

多少V10を弾いてみた印象ですが、
V8からV9より、はるかに生々しい音になっていると思います。
これをAxe-Fx2のアップデートで行ってくれることに
Fractal Audioには、感謝の一言。

ちなみに、以前AxeChangeにUploadした、
Crazy Trainのプリセットですが、V10では使い物になりません。
なので、簡単に比較はできませんが、
今後なにかV10の音をアップしたいと思います。

それでは。

2 件のコメント:

  1. すばらしい翻訳ありがとうございます。
    使いこなせない、凡人にはとてもありがたいです。
    これからも音作りなどのご指導よろしくお願いいたします。

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  2. ご丁寧なコメントありがとうございます!
    良い音作りができましたら、今後も公開いたします。
    またkenさんの方に面白いネタございましたら、ご指導ください。
    こちらこそ、よろしくです!

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