2013年7月3日水曜日

Axe-Fx2 FW V10.10のリリースノート

こんばんは。

Axe-Fx2 FW10.10が発表されました。


ダウンロードサイトはこちら。


以下、リリースノートの直訳です。

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10.10

Pitchブロックのカスタム・シフトモードで、変更できなかったレベルパラメータを修正。

リバーブのアルゴリズムを改良。
新しいアルゴリズムは、より滑らかな余韻と、より自然なサウンドになります。
新しいリバーブタイプ"Studio"には、
クラシック・デジタル・スタジオユニットモデルが追加されています。

ReverbブロックのモジュレーションDepthの最大値が増加しました。
これにより、大きな値のDepth設定時に、
より強烈なモジュレーション・エフェクトを掛けることができます。

WahWahブロックを改良。
改良された伝達関数はより本物かつ太いトーンを作り出します。
現在、Wahブロックは、実在のワウペダルからモデルを選択できる機能を提供しています。
"Taper"パラメータは、スイープ・レスポンスを選択できます。
(訳注、ペダルの踏み具合に対するワウの効き、と思われる)
"Fat"パラメータは、応答を太くする伝達関数の基本部分を修正しました。
これらのパラメータはモデル選択時にデフォルト値にセットします。

現在利用できるモデルは、

FAS Standard 以前のファームウェアの"Bandpass"設定と同等。
Clyde オリジナルVox Clyde McCoy wahをシミュレート。
Cry Babe Dunlop Cry Babyをシミュレート。
VX846 Vox V846-HW handwired wahをシミュレート。
Color-Tone Colorsound wahをシミュレート。
Funk "Shaft"サウンドをモデルにしている。
Mortal Morley wah/volume pedalをシミュレート。

注)WahWahブロックを使っている既存のプリセットは、
選択することによるリセットか、または、
希望のwahモデルの再選択を必ずして下さい。


現在、アンプブロックは、
Input DriveとOverdrive両方のコントロールの持つアンプを区別しています。
例えば、Mesa Markシリーズや、Dumble等。
このタイプのアンプが選択されると、メニューに両方のコントロールが表示されます。
他のタイプのアンプが選択されると、Input Driveのみ表示されます。
(以前は、単純に"Drive"であった)

Overdriveコントロールを持つアンプを選択すると、
Overdriveコントロールは、12時の位置がデフォルト値となります。
このため、
これらのアンプを使用しているプリセットは、
更新をする必要があるかもしれません。
このコントロールは、以前には存在していなかったし、
ドライブ量も現在と異なる可能性があります。

注)これら2つのコントロールは、
モデル化されるアンプの適切な回路の位置に配置されています。
例えば、Dumbleスタイルのアンプには、
Overdriveは最後の三極管の前に位置しています。
Mesa Markアンプは、
第3三極管の前に配置しています。

アンプブロックのメニューのAdvancedタブに、Boostコントロールが追加されました。
このコントロールは、特定のモデル(上記参照)のDriveコントロールに使用します。

トランスの歪みモデリングは、現在、transformer match valueから独立しました。
以前は、歪み量を、調整が困難なmatch valueに依存していました。

Carol-Ann TripTikアンプのクラシックモードを追加。
以前のこのモデルは、"TripTik Modern"と名前変更しました。

Carol-Ann TripTikアンプのクリーンチャンネルをシミュレートした、TripTik Cleanモデルを追加。

Fredirik Thordendal仕様で作られた、2つのカスタム"Thordendal"アンプモデルを追加。


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Mesa MarkシリーズやDumble系のドライブ回路が

修正されたようです。

これらを使用したプリセットは、再調整する必要がありそうです。


個人的に嬉しいのは、
有名なワウペダルが、タイプとして登録されたことですね。


ではでは!あでぃおす!


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