2012年12月22日土曜日

Axe-Fx2 Tone Matching実践編 TMAを知る号

こんばんは。


今回は、Axe-Fx2で音作りの

ポイントであるTone Matchingを分析してみます!


Tone Machingとは何かを

知った方が、音作りが明確になるはず。


ちょっと前の記事「Axe-Fx2 Tone Matching とは」で書いたことですが、

『トーンマッチングって、とてもよいけど、微調整したくなる』

って印象は、今では少々見方を変えています。


理由は、以下を見てくださいね。




まず、トーンマッチング前と後の音を比較しましょう!


シンプルに、以下の画像のように、シンプルに3つブロックを並べました。


※AMP(アンプ)、TMA(トーンマッチング)、REV(リバーブブロック)


AMPブロックのTYPEは、

「60. Brit Pre」(Marshall JMP-1 Preampモデル)を選択。

※その他の(全ブロックの)パラメータは、一切触らずです。



ところで、今回トーンマッチングで使う

リファレンスサウンドは、前回の記事でもとりあげた、

「Crazy Train」のGuitar Trackです。



さて、


以下、トーンマッチング前と後、そしてオリジナルの

サウンドと周波数スペクトラムです。

(周波数スペクトラムとは、音の高さ毎のサウンドレベルをグラフにしたもの)



●トーンマッチング前のサウンド







●トーンマッチング後のサウンド




●オリジナルサウンド(トーンマッチングのリファレンスに使用)







さて、Axe-Fx2のTMA(トーンマッチング)画面を見てみましょう。。

TMA画面


私の弾いたサウンドの周波数スペクトラムと、TMA画面を見比べると、、

・トーンマッチング後のは、TMA画面のREFRNCEに一致

・トーンマッチング前のは、TMA画面のLOCALに一致


(だいたい、100から10k辺りの周波数を表示しているようです。
 とりあえず、TMAってのは、周波数スペクトラムを合わせる機能ということですね。)



でも、トーンマッチング後のサウンドって、

音の高さ(周波数)ごとの音量を結構合わせてますが、

やっぱり歪みの量も音色も違うと、

当たり前ながら、オリジナルサウンドとは、やっぱり似て非なるものです。




このことから、この記事のトップで書いた、

>ちょっと前の記事「Axe-Fx2 Tone Matching とは」で書いたことですが、
>『トーンマッチングって、とてもよいけど、微調整したくなる』って印象は
>今では、少々見方を変えています。

この見方がどう変わったかなんですが、


以前は、トーンマッチングした後、

何か少しオリジナルと違うと思って、トーンを微調整してたんです。EQとかで。

でも実際は、音色が違ったから何か違和感があったんだとの認識です。


以下、方針!

『トーンマッチングは信頼できる!
 トーンの微調整より、音色の調整をすること!』



音作りの方向性を修正できた、自分にとって大事なことだったので、

音作りの前に、今回の記事を入れました。


以上です! 

TMAは十分使えるぜ!(^^)

次回は、音色を調整していきます。




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