2012年12月6日木曜日

Axe-Fx2 Firmware 9.00 公開!

昨日、Axe-Fx2のFirmware 9.00が公開されました!


(このファームウェアに対応するAxe-Edit2.0は、
 まだ開発中です。 Axe-Edit1.xは使用しない方が良さそうです。)


さっそく、Updateしてみます。


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Update方法は、こんな感じでした。
1)PCにAxe-FxのUSB Driverと、Axe-Editをインストールしてあることを確認します。
2)本家のサイトから、PCにFirmware 9.00をダウンロードします。
3)Axe-Fx2の電源を入れて、UTILITYボタンを押してから、
  PAGEの右ボタンを何度か押して、Firmwareページに移動し、ENTERボタンを押します。
4)PC側でAxe-Editを起動し、左上のSettingsメニューをクリックして、Update Firmwareをクリック。
5)しばらくすると、Axe-Fx2の画面に、
  「一度電源を落として、5秒後に電源を入れて!」と出るので、そうします。
  ※このとき、PCのAxe-Editでは、Updateのダイアログが出たまま(進捗は100%)でした。
  Axe-Fx2が立ち上がると、Axe-EditでUpdateのダイアログが完了となりました。
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さて、Update内容ですが、
簡単に日本語に訳してみました。


1)シーン(8個)の追加
  シーンとは一つのプリセットで、各ブロックの異なるパラメータを保持できるもののようです。

  シーンそれぞれに、今までのX、Yのパラメータ保持ができるので、
  2(X,Y)×8(シーン)=16種類もの異なるパラメータが1つのプリセットで設定できる模様。

  メリットは、プリセット切り替えには必要であった、
  エフェクトのスピルオーバー(エフェクトの残響音関連)の意識しなくてもよいこと。

  シーン選択は、LAYOUT画面やRECALL画面で、クイックコントロールのAノブで変更可能。
  また、MIDIのCC値でシーンを変更可能。

  ※シーンに関しては、MIDIやGLOBALな値に色々と影響があるようですので、
  使用する際には、ちゃんとリリース情報読んだほうが良さそうです。

2)パワーアンプ モデリングの改善
  真空管にかかる電圧パラメータ(SAG)が、より敏感に。
  ソフトに弾くときの倍音が改善し、低いバイアス設定の時、よりアグレッシブなサウンドに。
  
  また、GLOBALメニューにより、
  ファームウェア、7、8、9のそれぞれのモデリングを選択できます。

3)カソード・フォロア回路型のモデリングアンプを大幅改善。
  よりダイナミックに攻撃的に。
  カソード・フォロアは、COMPノブで従来通りコントロールできます。
  カソード・フォロア回路を持たないアンプでも、
   共通のカソード段階で効果がある場合があります。

4)アンプ・ブロックにピック・アタック パラメータが追加
  最初の強烈なエッジに対する、ダイナミックレンジをコントロールします。

5)BOOSTスイッチが専用ノブに変更
  リモートで変更可能。

6)FAT、BRTスイッチが、常にテキスト表示するよう変更
  アクティブの時、テキストがハイライトします。

7)SATスイッチがCOMPノブの下に変更

8)TMAブロックの解像度モードが、デフォルトでハイに変更

9)コンプレッサーブロックは、2種類のペダルとなった
  ペダル1は、従来通り。
  へダル2は、よりスムーズかつ締まった感じ(原文が、pumps lessなので、意訳)

10)ディレイブロックの「Mono Delay」モードに、「Time Offset」パラメータ追加。
  ディレイ音に対し、100msまで設定可能。

11)以下の、アンプモデル追加
  Badger30 (Suhr Badger 30w)
  Brit Silver (Marshall Silver Jubilee)
  Spawn Nitrous (Splawn Nitro with KT-88 power tubes)
  FAS Crunch (FASが考えたPlexiよりもハイゲイン、開放的、ダイナミックなBritishクランチ)
  Two Stone J-35 (Two Rock Jet 35 バイパススイッチとリードサウンドを再現)
  Fox ODS (Fuchs ODS-50)
  Hot Kitty (BadCat Hot Cat 30R)
  Band-Commander (1968 Fender Band-Master)
  Super Verb (1964 Fender Super Reverb)
  Vibrato-King (Fender Vibro-King)
  Gibtone Scout (Gibson GA17RVT “Scout”)

12)「Wrecker 1」モデルの誤ったパラメータを修正

13)Axe-Edit TNP(?)に対し、大幅なMIDI拡張。

14)プリセットの変更タイムラグと、ディスプレイラグを改善。

15)「Spawn Fastrod」モデルの誤ったバイアス値を修正

16)Vocoderブロックの特定のパラメータにアクセスできない不具合を修正

17)ロータリーブロックの 「LF/HF Mic Spacing」の誤ったマッピングを修正

18)別のプリセットからエフェクトをコピーした時、修飾要素がいつもコピーされない不具合修正


以上です!

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