2013年10月18日金曜日

Axe-Fest2:AMPブロック、Criff'sプレゼンテーション

こんばんは。

公式フォーラムに、

Axe-FestIIで行われたチーフのクリフさんの

プレゼンテーションの内容の一部が掲載されてました。


yekさんのメモになります。

ご紹介します。


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ここにクリフのAmpブロックのプレゼンテーションから

記憶している限りの断片を記載します。

以下、順不同です。

これはプレゼンテーションのごく一部です。科学的、技術的な箇所は除外しています。


IR: (訳注:インパルス応答)
最も重要な音の要素です。
プリアンプ等を含んだ全体的なキャプチャリングの繋がりが重要です。
プロデューサーパックIRsをレコーディングしているときに学んだ教訓です。

プリアンプ ディストーション:
タイトかつ凝縮された音ですが、ダイナミックではありません。

パワーアンプ ディストーション:
凝縮されてない弾力のある音がします。

マスターボリューム:
トーンを決める最も重要なアンプコントロールです。
スイートスポットを見つけるべきです。
ファクトリープリセットはスイートスポットに設定されています。
(Cliffの個人的な意見と使用したギターに基づいた)主観なものではありますが。
値3から始めて、望むコンプレッションが得られるまで増加して下さい。
音量調整のために使わないで下さい。
(マスターボリュームがないアンプモデルでない限り)増加しすぎないで下さい。
(訳注:マスターボリュームのないアンプモデルは、デフォルト10のはず。)

もしアンプがInput DriveとOverdriveを持っている場合、
トーン形成のためにInput Driveを使用して下さい。
Overdriveはフラットなゲインコントロールとして使用します。

Presence/Depth:
パワーアンプのためのトーンコントロールです。

Bright capは、ピックアップの負荷が弱いギターを調整するために利用されます。
Driveが減少するとTrebleは増加します。
Midがもっと欲しい場合、この値(AVD page)を増加して下さい。これはゲインの増加になります。

Saturation:
実際のアンプにおける、電気部品(ダイオード)を再配置したJose ArredondoのMODです。
より少ないパワーのアンプを平滑化し、それゆえ、より歪みやすくなります。

FAT:
トーンスタックのグラフを変化させます。
例えば、多くのトーンスタックで発生するミドル領域の凹みを減らしたり、
変更します。

Comp:
マーシャルアンプに加えられたカソード・フォロワーをシミュレートします。

Input trim:
2つのインプット(Lo&Hi)を持つアンプと関連します。
このようなアンプモデルは、常時Hiインプットをシミュレートしています。
Loインプットをシミュレートするためには0.500へtrimをセットして下さい。

Boost:
Input trimを4に設定するのと同じ。

Cut:
よりタイトな低音にするため、インプットにハイパス・フィルターを掛けます。

Dynamics:
本物のアンプでは操作できないコントロールです。
コンプレッションをコントロールしています。
アンプの音を締めたり緩めたりするために調整します。

Dynamic Presence & Depth:
本物のアンプでは操作できないコントロールです。
これはディストーションのトレブルとベースのフィルターです。
(ディストーションが必要です)

Character:
Dynamic Presence & Depthと同じ。
ただし、周波数は調整できます。

Definition:
インプットにかかるチルトEQです。Filterブロックで選択可能なチルトEQと同じです。
トレブルブーストまたはカットです。

Pick attack:
最初のアタックを調整します。

Thunk:
低周波数をシミュレートします。キャビネットとギターボディーの接近を相互作用させます。

Transformer Match:
パワーアンプのクリッピングをコントロールします。
マスターボリュームを調整したり、アンプとスピーカーを不整合にするのに似ています。
サウンドを広げるには、値を減して下さい。

Transformer Drive:
低音の周波数に影響を与えます。

Bias:
クロスオーバーディストーションの重なり具合を調整します。
低いBiasは、よりクロスオーバーな歪みとなります。
fizz(訳注:おそらくfuzz?)のように聞こえることもあります。
時には望まれる音です。
ほとんどのアンプはcold biasですが、しかしながら、
高い値での改造もよくされています。

古いアンプはゴーストノートを持っています。
ゴーストノートとは、鳴らしている音の下に聞こえる音のことです。
この音を聞こえるようにするには、PlexiでSAG Supplyを上げて下さい。
聞こえなくするには、Power SupplyをDCに切り替えて下さい。


Boss HM2ペダルはモデル化されるでしょう。

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以上です。


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