こんばんは。
遅くなりました。
Axe-Fx2 FW V10.12のリリースノートを直訳します。
ファームウェアは、
こちらの公式フォーラムからダウンロードできます。
サポートページでは、まだ、
V10.11のままですが、どうなってるんでしょう~。
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10.12
Axe-Edit3をサポートする多数の拡張。
グラフィックEQブロックに、タイプを追加しました。
10バンド、8バンド、7バンド、5バンドから選択できます。
7バンド、8バンドのタイプは、
一般的に人気のあるグラフィックEQペダルをシミュレートしています。
5バンドタイプは、メサブギーアンプシリーズのアンプのEQをシミュレートしています。
注)通常、一定のQでデザインされていますが、5バンド、7バンドタイプは、
一定のQではありません。
グラフィックEQメニューの最初のページでEnterを長押しすると、
すべてのスライダーが0にリセットします。
フィルターブロックに、チルトEQタイプを追加しました。
チルトEQとは、周波数とゲインの2つのみのパラメータで、
幅広いトーン調整を行うスロープフィルターです。
ゲイン・パラメータは中心周波数に対しフィルタの最大ゲインを設定します。
例えば、10dBのゲイン設定は、最大ゲインは10dBです。
中心周波数のゲインは0dBで、最小ゲインは-10dBになります。
よって、全部で20dBのEQのゲイン調整となります。
アンプブロックに"Cut"スイッチを追加しました。
アクティブにすると、アンプシミュレーションの中で、低周波数の量が減少します。
これは、タイトなトーンを作るためや、間抜けな低音を減らすために利用できます。
これは、(周波数の)ローカットを増加することと同じ様ですが、
音が薄くならないように、そこそこの低音を保ちます。
ワウブロックのきめの粗さを取り除くために、インプット制御をスムーズにしました。
アンプブロックのDepthパラメータが以下のモデルで何も働いてなかったため修正しました。
Corncob M50, PVH 6160, PVH 6160 II, and Fryette D60。
Bogner Ecstacyをシミュレートした、”Euro Blue Mdrn”、”Euro Red Mdrn”モデルを追加。
これらは、Structure switchを'M'(Mordern)にセットしたことを除けば、
Euro Blue、および、Euro Redモデルと同じです。
Dirty Shirley用に、Bright capの値を修正しました。
このパラメータのデフォルト値は、今まで10pFでしたが、現在1000pFとしました。
(このアンプは、Brightスイッチがないため、10pFで間違ってはいませんが、
10pFの値ではブライト効果がなかったためです。)
Wrecker 1モデルのフェーズインバータの後部抵抗値を訂正しました。
LooperのUndoモードで、停止およびリスタートをした時、同期が外れる問題を修正しました。
Globalブロックを使用、未使用に関わらず表示するように修正しました。
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個人的には、グラフィックEQのリセット機能がかなり嬉しい。
そして、
フィルターブロックに入った、チルトEQですが、
指定した周波数より上のゲインを上げて、下を下げるという全体的なEQですね。
また、
アンプブロックのCutスイッチは、わずかに低音ブーミーな時、便利でした。
操作1つで、聞き比べたらわかる程度で、低音が軽くなります。
それでは、また!
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