だいぶ遅れましたが、
Axe-Fx2の現ファームウェアまでのリリースノートを直訳しました。
ご参考になればと思います。
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10.09
不安定なOS-Xクロック調整
(クロックドリフトが原因で、ある時著しく不均衡になる場合がある)
を軽減するため、
インプットストリームの欠落を検出した場合、USBのインプットバッファーをリセットします。
I/OのAudioメニュー(タブ)に、USB BUFFER SIZEの項目を追加。
レイテンシー(音の遅延)を軽減するためには、低い値にして下さい。
もし、音が歪む場合は値を大きくして下さい。
Windowsマシンでは、通常、低い値でうまく動きます。
OS-Xマシンでは、不安定なクロック調整のため、一般的に大きめの値が必要となります。
この値を変更するとき、
バッファを正しくリセットするために、USBオーディオのストリーミングを停止して下さい。
ストリーミングの停止は、
Axe-Fx2にデータを送信するアプリを閉じる、または、USBケーブルを外すことによって可能です。
USBバッファレベルのモニターをUtility->Statusメニューに追加しました。
"USB"バーグラフは、USBのFIFOバッファのデータ量を示します。
理想的には、バーが50%前後になります。
もしバーが、ずっと底か天井に張り付く場合、バッファは(上下限に)溢れています。
こんな時、USBバッファサイズを増やして下さい。
バッファをリセットしてから発生したバッファエラーの数を、バーグラフの上に示します。
注:Appleコンピュータ上で、USBオーディオが正常に動作することを保障するため、
新しいOS-Xのドライバーを私達のウェブサイトからダウンロードしインストールして下さい。
出力したトーンマッチデータを、様々な処理がなされる前の状態で出力するように修正しました。
例えば、スムージングやAmount(量)の処理が行われる前の状態で。
Axe-EditとFractalBotをサポートするため、
コンフィグレーション・データ・クエリー(設定参照)機能を追加しました。
これにより、リモートデバイスが、ディスプレイ・オフセットや
他の関連データを参照できるようになります。
Carol-Ann TripTikをシミュレートした、"Trip-Tik"アンプモデルを追加しました。
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10.08
Windows上で10.07が正しく動かなかったUSBオーディオを修正しました。
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10.07
内部リリース
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10.06
Paul Ruby Rocketをシミュレートした、"Ruby Rocket"アンプモデルを追加しました。
Morgan AC20 Deluxeをシミュレートした、"Class-A 20 DLX"アンプモデルを追加しました。
このモデルは、
インプットチューブスイッチはEF86ポジションで、そして
Normal/Brilliantスイッチはノーマルポジションでマッチングしました。
Brilliant設定にするには、
LOW CUT FREQパラメータを約250Hzにすることでシミュレートできます。
1966 Fender Princeton Reverbをシミュレートした、
"Prince Tone Rev"アンプモデルを追加しました。
今までのPrincetonモデル名を分かりやすくするため、
"Prince Tone Twd(Tweed)"、"Prince Tone NR” (Non-Reverb) "へ名前変更しました。
Komet Concordeをシミュレートした、"Comet Concourse"アンプモデルを追加しました。
このモデルは、Responseスイッチを"Fast"ポジションでマッチングしました。
"Gradual"ポジションの音を再現するには、Input Trimを約0.25減らして下さい。
"FAS Modern II"モデルを追加しました。
人気のFAS Modernモデルより、よりタイトなバージョンです。
トーンスタックに5150スタイルのBassブーストが入ってます。
Dizzy V4のチャンネル3と4のモデルに、
過剰な低音レスポンスに関して苦情があったため、再びMIMICし直しました。
全てのRectoモデルの、キャパシタ値とシェルビングフィルタ値の誤りを修正しました。
そしてMIMICし直しました。
5153 Blueと5153 Redモデルの、シェルビングフィルタ値の誤りを修正しました。
私達の"Producer Pack"シリーズから、新しい5つのキャビネットを追加しました。
バージョン10では、多くの工場出荷時のキャビネットを、
"部屋の中"でより鳴るようにリミックスしました。
しかしながら、一部のユーザーは、バージョン9のスタジオで練られた音をむしろ好んでいます。
このため、バージョン9にあった14個のキャビネットを、
(バージョン10の)工場出荷時のキャビネットとして追加しました。
これらのキャビネットは、名前に"(V9)"と示されてます。
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10.05
10.04で混入した、シーンやX/Y等を切り替える時に
発生した音のブツブツ音を修正しました。
LooperブロックのMixがグローバルブロックに保存されないことを修正しました。
Cabブロックを選択するとき、Axe-Editがクラッシュすることを回避しました。
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10.04
CPU使用率が高い状態での、
プリセットの連続的なコントロール(CC)応答を改善しました。
CABブロックのType文字列が正しく初期化されていないことを修正。
トーンマッチブロックの平均時間係数が、
オフラインモードで正確に計算されていないことを修正。
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10.03
Globalメニューのパラメータ値が壊れて表示されていたことを修正。
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以上です。
試せないくらい修正・追加されてますね~
ではでは、今日はこの辺で失礼します。