2013年7月26日金曜日

VAN HALEN 「PANAMA」サウンド with Axe-Fx2 その2

こんばんは。


前回のPANAMAのプリセットを、

AxeChangeへアップしました。


少し、オリジナルよりトレブルな音です。

しかし、弾いてて気持ちいい音だと思います。

こちらからダウンロードできます。


前回の記事で弾いたサウンドは、

少々出力の大きいリアのバルトリーニ・ピックアップで弾いてます。

出力が弱めのピックアップの方は、再度トーンマッチングして頂ければと思います。

方法は下記に記載します。


まず、プリセットの導入方法から。

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●プリセットをAxe-Fx2に入れる方法
 

現時点では、Fractal-Botを利用するのがベストだと思います。
(Windows、Mac版共にあります。)
Fractal-Botのダウンロードはこちら。

公開当初のFractal-Botはファームウェアのアップデート機能のみでしたが、
現在では、プリセットやCABデータ等、
様々なAxe-Fx2とパソコン間の通信に対応してます。

インストールしたら、起動して、



「SEND」タブ選択を確認して、
①READYで「Axe-FxII」選択して、
②SETでダウンロードしたプリセット選んで、
③GOで「BEGIN」ボタン押す、感じです。

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さて、このプリセット、

なんと、、というか、


ファクトリープリセットNo.91の"EVH Circa 1982"に

ただTMA(トーンマッチング)ブロックを追加したものです。(^^;


期待させてたら申し訳ない。


AxeChangeにアップするほどの作りではないんですが、

 結果良好なので良しとしましょう。


※Axe-Editは観賞用に使ってます。
   現在、Axe-Editは配布停止中なので、
   変更したり保存はしないようが良いと思います。
   私は、変更および保存はAxe-Fx2本体で行ってます。



そもそも、TMA(トーンマッチング)ブロックは、

通常(Fractal Audioのマニュアル)では、

AMPブロックの直後や、CABブロックの後の配置を勧めてます。



しかし今回、このプリセットでは、一番最後にTMAを配置してます。


なんでここに配置したのかと言うと、

AMP、CAB以降のエフェクターも音色の一部だとの考えからです。

(結果オーライなだけか(笑))



さて、

TMAは、ギターの個体差を吸収してくれると思ってます。


もし、上記のプリセットで、前回記事の音がしなければ、

ギターのピックアップ出力の問題が一番大きいと思います。

TMAブロックで、再トーンマッチングをしてみて下さい。



私は以下の手順で、

YOUTUBEの音源でトーンマッチング掛けました。

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・パソコンに、Axe-Fx2のUSBドライバーを導入してなければ、
 公式のサポートページから導入します。

・Axe-Fx2とパソコンを接続します。

・PANAMAのギタートラックのみのYOUTUBEを開きます。
 この動画を使いました。
 最初のリフ(0秒から12秒辺りまで)をマッチングに利用。
 個人的な感想ですが、トーンマッチングには和音が良いようです。
 色々な周波数特性が取れるためだと思っています。

・今回のプリセットのLAYOUTを表示。
 TMAブロック選択し、EDITボタンを押下します。

 まず、初期設定ですが、
 「PROCESS」タブに移動します。(PAGE→ボタン押下)
 「REF SOURCE」項目を、”USB”に変更します。
 (ファームウェアをアップデートすると、デフォルトの”ROW1”に戻ってる可能性があります。)

 さて、トーンマッチングさせます。

 最初の「CAPTURE」タブに移動します。
 Xボタンを押して、YOUTUBEのギター音をAxe-Fx2に聞かせます。
  もう一度Xボタンで停止します。
 Yボタンを押して、出来るだけ同じフレーズを弾きます。
  もう一度Yボタンで停止します。
 ENTERボタンを押して、マッチング完了です。

 何回かマッチングさせて、おいしい音を当てて下さい。

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楽しいギターライフを!


そうそう、

FW10.12がサポートページに表示されないのはなぜだろう。

いちおう、こちらにあります(FW10.12)。


あと、FW11.00βも発表されました。

チャレンジャーはどうぞ、とのことです。



FW10とFW11のサウンドを比較した方が、いました!




FW11は、

Fractal Audio SystemsのCriffさん曰く、

キャビネットの中で、スピーカーがゴムハンマーの様に動く音を

シミュレートしているそうです。


ユーザー:「どういう音なんだそれは?」という質問に対し、

Criffさん:「初期のVan Halenを聞いてくれ。

 パワーコードを(強烈に)鳴らしたり、止めたりしたときの、

 アンプがバン(BONK)となる音だよ。」


最後に、

少しこのプリセットはトレブリーと書きました。

実際、オリジナルのPanamaと聞き比べるとすぐわかると思います。

なぜ、そのままで投稿したのかというと、

ギターによって、TMA(トーンマッチング)後、

どうしても、調整する必要があると思ったからです。


うまく調整できれば、

また調整方法も含め、記事にします。


ではでは。




2013年7月22日月曜日

VAN HALEN 「PANAMA」サウンド with Axe-Fx2 その1

こんばんは。


先日、Axe-Fx2触っていたら、

エディー・ヴァン・ヘイレンに近い音が作れました。


ここまで似たサウンドは、生まれて初めてなので

テンション上がりながらギター弾いてます。(^^)



こんな感じです。




上で聞けない方は、こちらから。



高域のカリッとしたエッジ具合、ハーモニクスの押し出し感、

ピッキングの強弱で大きく変わるチリチリしたオーバードライブ。


当然このオーバードライブの変化で、サウンドも変化するんですが、

とても扱いやすい音質の変化だと思います。

コード鳴らしながらアルペジオ風に音を重ねても

くっきり鳴ってくれてるので、演奏しやすい!



次回、プリセット公開します。

TMA(トーンマッチング)を使っており、ギターが違えば音も変わりそうなので、

TMAを作るところから説明できればと思います。


ではでは、お楽しみに~♪



おっと、

Axe-Fx2のファームウェア10.12が発表されました。

Fractalさん、ファームのペース早いな~!

Axe-Editも待ってますぜ~。



2013年7月20日土曜日

次回はVAN HALENのPANAMAに挑戦

こんばんは。

先日、AXE-FX2を触ってたら

これはブラウンサウンドに近いじゃない!

というサウンドが生まれました。

スペクトル分析すると少々違うのですが、

なんだかエディっぽい音なんですね。

てなわけで、

次回(次次回かも)、パナマ弾いてみます。

ちょっとテンション上がってます。(^^)

2013年7月11日木曜日

Axe-Editの正式版近日公開か!

こんばんは。

Fractal Audio Systemsのフォーラムからの情報です。


チームリーダーのCriffさんが、

新しいAxe-Editを近日公開します!とコメントしてますね。



ここしばらく、

Axe-Edit1.9βのダウンロードが公開停止状態なので

早く公開してくれるといいですね。



現状、私は、以前公開されてたAxe-Edit1.9βを使ってます。

加えて、フォーラムでさらっと公開された公式パッチ(FW10.06用)を導入してます。

ただ、FW10.07以降から追加されたパラメータは、Axe-Editで見えなく操作できなかったり(笑;)

結局、Axe-Editは閲覧用。

実際の調整はAxe-Fx2のフロントパネルからにしています。




ところで、日本は亜熱帯のような気候になってますね~

我家では、水出し麦茶を使ってます。結構うまいんです。

お茶を沸かすお茶は暑すぎて辛いので、水出しはかなり有難い。


みなさん、暑い日々ですが頑張りましょう!

2013年7月9日火曜日

Axe-Fx2 FW V10.11 リリース!

こんばんは。

なんと、Axe-Fx2のファームウェア10.10発表して

間がない内に、

ファームウェア10.11が発表されました。


10.11のダウンロードはこちらから。(Fractalの直リンクです)



以下、リリースノートの直訳です。


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10.11

Pitchブロックの Octave Divider のLevelおよびPanパラメータに
モディファイヤー(訳注:MIDIコントローラー等)の接続を可能としました。

Two Stone J-35アンプモデルにOverdriveコントロールが表示されない不具合を修正。

Corncob M50アンプモデルにOverdriveコントロールが表示されない不具合を修正。

TripTik Classicアンプモデルを修正。MIMICデータが、歪んだデータのプリセットEQで作成されていた。
(訳注:公式フォーラムのFractalのコメントでは、10.10でMIMICデータを造る時、
 EQブロックを入れたままMIMICを造ったようです。今回は、それを修正した模様。)

TripTik CleanアンプモデルのTrebleノブの減り方(減衰加減)の誤りを修正。

Corncob M50、および、PVH 6160、 PVH 6160 II、Fryette D60モデルのDepthコントロールの精度を改善。

ODS-100モデルで間違っていたゲイン段を修正。このため再MIMICをしました。

MIDスイッチ(このスイッチは"Deep"と呼ばれることがある)をONにした
Dumble ODS-100 lead channel をシミュレートした、"ODS-100 LD Mid"アンプモデルを追加。

Vox V845をシミュレートした"VX485"ワウモデルを追加。

テンポの平均を、計算したテンポではなく、タップ間の平均時間に改善した。
(訳注:calculated temposを、計算したテンポとしました。が、訳者には詳細不明です。
 テンポの平均ってどの操作部分を言っているのでしょう。)

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さて、ここ数回のファームアップで、

TripTik ClassicアンプモデルにFracta Audioは凝ってますね。

あと、個人的には、ダンブルのODS-100が改善・追加されているのは嬉しい限りです。


公式掲示板では、とあるユーザーが、

ODS-100の改善について、なんの調整もなしに、根本的にトーンがよくなったと言ってます。

楽しみだ!


そういえば、20代のころ、出張先近くの、とあるギターショップに行ったら、

試奏ルームにダンブルが置いてあったんです。

ギターは、ZEMAITISとか、実際に見たことがなかったギター達に

あっとうされ、口あんぐり状態でした。

あの時、断られるの覚悟でも、試奏させてって言えばよかったな~。


青い思い出ですね~(^^)

2013年7月3日水曜日

Axe-Fx2 FW V10.10のリリースノート

こんばんは。

Axe-Fx2 FW10.10が発表されました。


ダウンロードサイトはこちら。


以下、リリースノートの直訳です。

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10.10

Pitchブロックのカスタム・シフトモードで、変更できなかったレベルパラメータを修正。

リバーブのアルゴリズムを改良。
新しいアルゴリズムは、より滑らかな余韻と、より自然なサウンドになります。
新しいリバーブタイプ"Studio"には、
クラシック・デジタル・スタジオユニットモデルが追加されています。

ReverbブロックのモジュレーションDepthの最大値が増加しました。
これにより、大きな値のDepth設定時に、
より強烈なモジュレーション・エフェクトを掛けることができます。

WahWahブロックを改良。
改良された伝達関数はより本物かつ太いトーンを作り出します。
現在、Wahブロックは、実在のワウペダルからモデルを選択できる機能を提供しています。
"Taper"パラメータは、スイープ・レスポンスを選択できます。
(訳注、ペダルの踏み具合に対するワウの効き、と思われる)
"Fat"パラメータは、応答を太くする伝達関数の基本部分を修正しました。
これらのパラメータはモデル選択時にデフォルト値にセットします。

現在利用できるモデルは、

FAS Standard 以前のファームウェアの"Bandpass"設定と同等。
Clyde オリジナルVox Clyde McCoy wahをシミュレート。
Cry Babe Dunlop Cry Babyをシミュレート。
VX846 Vox V846-HW handwired wahをシミュレート。
Color-Tone Colorsound wahをシミュレート。
Funk "Shaft"サウンドをモデルにしている。
Mortal Morley wah/volume pedalをシミュレート。

注)WahWahブロックを使っている既存のプリセットは、
選択することによるリセットか、または、
希望のwahモデルの再選択を必ずして下さい。


現在、アンプブロックは、
Input DriveとOverdrive両方のコントロールの持つアンプを区別しています。
例えば、Mesa Markシリーズや、Dumble等。
このタイプのアンプが選択されると、メニューに両方のコントロールが表示されます。
他のタイプのアンプが選択されると、Input Driveのみ表示されます。
(以前は、単純に"Drive"であった)

Overdriveコントロールを持つアンプを選択すると、
Overdriveコントロールは、12時の位置がデフォルト値となります。
このため、
これらのアンプを使用しているプリセットは、
更新をする必要があるかもしれません。
このコントロールは、以前には存在していなかったし、
ドライブ量も現在と異なる可能性があります。

注)これら2つのコントロールは、
モデル化されるアンプの適切な回路の位置に配置されています。
例えば、Dumbleスタイルのアンプには、
Overdriveは最後の三極管の前に位置しています。
Mesa Markアンプは、
第3三極管の前に配置しています。

アンプブロックのメニューのAdvancedタブに、Boostコントロールが追加されました。
このコントロールは、特定のモデル(上記参照)のDriveコントロールに使用します。

トランスの歪みモデリングは、現在、transformer match valueから独立しました。
以前は、歪み量を、調整が困難なmatch valueに依存していました。

Carol-Ann TripTikアンプのクラシックモードを追加。
以前のこのモデルは、"TripTik Modern"と名前変更しました。

Carol-Ann TripTikアンプのクリーンチャンネルをシミュレートした、TripTik Cleanモデルを追加。

Fredirik Thordendal仕様で作られた、2つのカスタム"Thordendal"アンプモデルを追加。


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Mesa MarkシリーズやDumble系のドライブ回路が

修正されたようです。

これらを使用したプリセットは、再調整する必要がありそうです。


個人的に嬉しいのは、
有名なワウペダルが、タイプとして登録されたことですね。


ではでは!あでぃおす!