2013年4月30日火曜日

TMAを使ってるプリセットは、Axe-Editを使うな?

こんばんは。

Fractalのフォーラムを見ていたら、


「Tone match v.10 issue?」というスレッドにて、

「AxeChangeのTMA(トーンマッチ)を使ったプリセットの音があまりにも酷い。

みんなこんな経験してない?」という質問が。


これに対し、4月11日、Fractal Audio Systemから

以下のようなメッセージがありました。

Fractal Audio: 「Don't use Axe-Edit for any presets with TM blocks.
Send those using MIDI-OX or Snoize.
(和訳:TMAブロックが入っているプリセットはAxe-Editで使わず、
 MIDI-OX か、Snoizeを使用し送信して下さい)

おっと、これって、Axe-Editに問題ありそうな発言ですね。


詳細はわかりませんが、

AxeChangeからTMA有りのプリセットをAxe-Fx2に入れるとき

MIDI-OXまたは、Snoize Sysex Librarianを使った方が良さそうですね。


今はAxe-Editは、1.9ベータ版ですが、

Axe-Edit2.0待ってますぜ!

2013年4月28日日曜日

Axe-Fx2 FW V10.01、V10.02のリリースノート

こんにちは。

更新されたリリースノートを、直訳します。


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Axe-Fx2 FW V10.01のリリースノート
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トーンマッチブロックにModeパラメータを追加。

"Offline"モードにセットすると、
リアルタイムでマッチングしないアルゴリズムに最適化されます。
例えば、レコーディング音源とマッチングする時等。

"Live"モードにセットすると、
アンプのような生の音用のアルゴリズムに最適化されます。

注)"Live"モードは、レコーディング音源にも使うことができます。
時折、"Offline"モードよりも良い結果になる場合もあります。


Looperブロックでクラッシュするバグが修正。




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Axe-Fx2 FW V10.02のリリースノート
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USA Pre Green と、USA Pre Yellowアンプモデルを
デフォルトでパワーアンプシミュがONになるように変更しました。
(Supply Sagがゼロでなくなりました)

顧客からの意見により、
Division 13 と、Shiver Cleanアンプのアウトプットレベルを増加しました。

"Plexi 100W Nrml"アンプモデルを追加しました。

CAT-5で接続したMFC-101を使用する時、過度な遅延を引き起こす、
MIDIクロックメッセージのパススルーを削除しました。

アンプブロックのスピーカーインピーダンスグラフが
シフトしている(訳注:ずれていた?かな)現象を修正しました。

フロントパネルからバイパスの状態にした時、
Axe-Editに同期させるメッセージが送信されない現象を修正しました。

シーン選択をMIDIから受信した時、
テキスト・パラメータが上書きされる現象を修正しました。


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以上になります。

トーンマッチングがV10からより良い精度になったのは素晴らしい。
ただ、"Offline"と"Live"のアルゴリズムの違いを把握した方が、
ちゃんと使い分けできていいですね。
おそらく、フォーラムで質問が飛び交ってそうなので、探してみます。


ではでは!

2013年4月24日水曜日

ファームウェアV10.02公開中

おっと、

Axe-Fx2のV10.02が公開されてます。


今日はもう時間がないので、

近々リリースノート見てみます!

では!

中々良いアコースティックサウンド

こんばんは。

Axe-Fx2でナイスなアコースティックサウンドを探しておりました。


少しナイロン弦の風味もあるプリセットをご紹介!


プリセット名「Tommy Acoustic」(ダウンロードはこちら)です。

以下、作者Patzagさんのサンプル演奏です。


とてもイイ音!

(これは、おそらくピエゾ・ピックアップ使ってると思います。

 私はエレキで弾いてますが気に入りました。)



さて、Axe-Fx2に入れただけでは、音が鳴らないと思います。

キャビがユーザー領域になっているためです。



そこで、キャビもダウンロードします。

「Tommy Acoustic」の作者は、

「Tommy」(ダウンロードはこちら)キャビを入れてねと言っております。


ギターによると思いますが、

個人的にはこちらのキャビが雰囲気でました。

「antcarrier's acoustic L」(ダウンロードはこちら



ところで、プリセット「Tommy Acoustic」は、

初期の状態でTMA(トーンマッチング)がOFFになっています。

OFFでも気持ちよいのですが、現在ONにして使ってます。



キャビの導入方法は、CABブロックでEDITボタンを押下して、

最初のタブ(PG1)のCABパラメータを

USER(番号)で空の番号にして、MIDI-OX等でCABデータを送ってやります。


ではでは。

2013年4月17日水曜日

V10ファクトリー・プリセット一覧表

こんばんは。


V10のプリセット名一覧表を

公式フォーラムで発見。


"Axe FXII V10 Presets.xls"(mrstratさん製作)


名前検索しやすいです!


2013年4月12日金曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その6

その6です。 これで完了です。

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SUPER TREM ”モデルは他のモデルとの混同をさけるため、
SUPREMO TREM ”へ名称変更しました。

アンプブロックのスピーカータブから、 Mid Freqパラメータを取り除きました。

MIMICはこれらのコントロールとは関係がなく、
EQリソースのいずれかを使用して、より良い結果が得られます。

アンプブロックのHi Cutコントロールは、いくつかのアンプタイプで

正常に機能しなかったため修正しました。

Motor Driveが0に設定されているとき、モータードライブ処理を全て排除しました。

わずかですが、全て排除する前に比べて、微妙に音色の変化がありました。

アンプブロックのアドバンスド・タブから冗長な(不要な)パラメータを削除しました。

Amp Voicingは、アドバンスド・タブへ移動しました。
また、grid excursionパラメータを削除しました。
これらのパラメータはAxe-Editから現在もアクセスできます。

全てのグラフィックEQの外側のバンドを、シェルビング・タイプへ変更しました。


Low CutとHigh Cutパラメータをフィルターブロックへ追加しました。

これらは、単独かつ高次のフィルターと組み合わせて利用できる一次フィルターです。
単独で使用する場合、タイプをNoneに設定します。
それぞれ、パラメータを最小または最大に設定すると信号経路からフィルターが外れます。

Tone-Matchブロックを正確に修正しました。特に低周波を改善しました。

Tone Matchブロックに “Start Both”を追加しました。
UPボタンを押すことで、同時に両方のチャンネルから収集エンジンを起動します。
これは、アンプやモデラーのようなリアルタイムなソースをマッチングさせる時に便利です。
正確に同じ時間に両方の取得を始めることにより、精度が高くなります。
注:Enterボタンを押下して、両チャンネルを同時に停止してください。

ロータリーブロックのMid周波数の精度を改善しました。


Looperの新機能Trimは、ユーザーがループのスタートとエンドポイントを調整することができます。

スタートまたはエンドのいずれかを選択するためにNAVキーします。
そして調整するためにVALUEホイールを回します。
スタートまたはエンドのどちらかの一方が選択されているとき、
Enterキーを押すことによりスタートまたはエンドになることが
モディファイアー(訳注:MIDIコントローラーの設定と同義のはず)により設定(アタッチ)できます。
また、新しいページに、再生インジケータとループ波形が表示されます。

新しいLooperのパラメータ "Play Immediate "(2ページ目にある)は、

ユーザーがレコーディングを終了するために"Record"ボタンを押すと即座に
再生を始めるかどうかを決める設定です。
これにより、ループを記録していつも即座に再生するユーザーと、それに対し、
後で使うために保存するユーザーにも柔軟に対応できます。
(注:このパラメータがOFFに設定されていても、記録を終了するために"Play"ボタンを押すと
   即座に再生を始めることができる)
今回、ユーザーは記録を終了するために"Overdub"を押すことで、
オーバーダブ・モードの状態で再生することができます。

モディファイアーにより、Looperの再生、逆再生、ハーフパラメータを

設定(アタッチ)することができます。
これらは、ページ2で設定(アタッチ)できます。
ページ2ではパラメータの状態を変更できませんが、
ページ1(だけ)でパラメータの状態を示します。
注:記録モードがONのとき、モディファイアーは無視されます。
  新しいループを記録中に、モディファイアーを外したり、再設定(アタッチ)
  しなければいけなくなることからユーザーを保護します。

チューブスクリーマー回路に基づく全てのドライブ

(Super OD , T808 OD , T808 OD Mod , Full OD , BB Pre , Eternal Love and Zen Master)
を改善しました。
また、Esoteric ACB , Esoteric RCB , Bender Fuzz モデルも再調整しました。

プリセットの切り替えスピード(遅延)を改善しました。


シーンを呼び出すとき、データが壊れていた、FxLoopのレベル1パラメータを修正しました。


アンプブロックのテープ・ページ上で、A,B,Cクイックコントローラーは、それぞれ、

Drive、マスターボリューム、レベルに対応しました。
これにより、素早く様々なモデルで視聴できます。

不連続なLFO波形(短形波、のこぎり波等)を使用するとき、

コーラスとフランジャーブロックのために、LFOスムージングを追加しました。

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以上、
ファームウェアV10のリリースノートの直訳完了です。
途中でリリースしてくれたので、駆け足気味になりました。

多少V10を弾いてみた印象ですが、
V8からV9より、はるかに生々しい音になっていると思います。
これをAxe-Fx2のアップデートで行ってくれることに
Fractal Audioには、感謝の一言。

ちなみに、以前AxeChangeにUploadした、
Crazy Trainのプリセットですが、V10では使い物になりません。
なので、簡単に比較はできませんが、
今後なにかV10の音をアップしたいと思います。

それでは。

2013年4月9日火曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その5

その5です。

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ODS - 100モデルは、やり直しとなり、
Dumble Overdrive Special シリアルナンバー0213に合わせました。
このアンプは、100 W HRM ”バージョンです。
リードチャンネルはインプット・トーンスタックをバイパスした、
プリアンプバイパス(PAB)の状態でマッチングしました。
またリードチャンネルはドライブがおよそ7の時をモデリングしました。
Input Trimパラメータは、ドライブの増減するのに使用できます。
注:クリーンチャンネルはマスターボリューム上に
  ブライト(キャップ)を持っていることに注意して下さい。
  MVが低い時、トーンがブライトになります。逆もまたしかりです。

FOX ODSは、FOX ODI (下記参照)へ名前を変更しました。


FOX ODS II ” モデルを追加しました。

MIDスイッチがOFFである以外は、FOX ODI と同じです。

Marshall JVM410のグリーンモードに基づいた、

 BRIT JVM OD1 GN ” と“BRIT JVMOD2 GN ”を追加しました。
既にあったモデルは、BRIT JVM OD1 OR ” とBRIT JVM OD2 OR ” に名前を変更しました。
この既存モデルはオレンジモードになります。
注:このアンプのレッドモードはオレンジモードをただブースとしており、
  BoostスイッチをONにするか、Input Trimパラメータを増加させることで再現できます。

1963 Fender VibroLuxに基づいた、VIBRATO - LUX ”モデルを追加しました。


BRIT 800 MOD ”モデルを追加しました。

これは有名な改造Marshall JCM800に基づきます。
改造とは、より重くよりノイズレスになります。

Swart Atomic Space Toneに基づいた、NUCLEAR -TONE ”を追加しました。

実際のアンプと同様にバイアス・トレモロは格段に影響します。

〜〜〜〜〜

とうとう、個人的に
気になっていたダンブル来ました。
ロベンフォード並のブリブリ&Smoothトーンか期待出来ます。

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その4

その4です。

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“Thunk ”コントロールをアンプブロックへ追加。
このパラメータは、ギターとスピーカー・キャビネットで起こる
超低周波の相互作用をシミュレートし、トーンに重みを加えます。
高い値にすると、キャビネットにギターが近い状態をシミュレートします。

Bias Tremoloをアンプブロックへ追加。
これは真のバイアス・トレモロであり仮想パワー管のバイアスを変化させます。
トレモロの量は多数の変数で異なっているため、
このトレモロの動作は他のトレモロタイプと異なっています。
最も重要なトレモロは、“self -ducking ” です。より大きな信号振幅のとき減らします。
注:バイアス・トレモロはほぼ無加工の回路であり、
dampingやbiasを含む多くのことに依存するパワーアンプと相互作用します。
いくつかのアンプとって、バイアス・トレモロの深さの高い値は、
過度のクロスオーバー歪みが発生する可能性があります。
別のアンプにとっては、トレモロの量は、
ラウドからソフトな演奏まで、かなり変化可能です。
けれどもこれらすべては、バイアス・トレモロの魅力となります。
特に”オーガニック”サウンドをもたらすように。
バイアス・トレモロのコントロールは、Trem FreqとTrem Depthパラメータで提供されます。
フットスイッチや他のアプリを使い、トレモロを容易にオン/オフできるようにトレモロ・デプスにアタッチできます。


全てのMesa Mark leadモデルは、明快にするため、
再調整し、名前を変更しました。
各モデルとそのアンプセッティングは下記の通りです。

USA LEAD: Pull Bright off, Mid Gain off.
USA LEAD BRT: Pull Bright on, Mid Gain off.
USA LEAD +: Pull Bright off, Mid Gain on.
USA LEAD BRT +: Pull Bright on, Mid Gain on.

注:各モデルは、アンプのPull Shiftノブを外した状態でモデリングされています。
  Pull Shiftの機能を再現するためには、Depthをゼロに設定して下さい。
  またこれらのモデルのゲインは、ほとんどの人が設定するゲイン値に合わせて、
  オリジナルのアンプで使用している値より約2増加させています。
  ADVメニューのInput Trim パラメータでゲインを微調整することが可能です。
  プレゼンス・コントロールは、5(12時の位置)のとき、実際のアンプのように中立となります。
  ノブを半時計周りに回すと、プレゼンスの量を減らします。その逆もできます。
  ちなみに、ほとんどのアンプは、増大のみ可能でゼロにしたとき中立です。

全てのRectoモデルは、再調整しました。
注:Orange Modernモデルと、Red Modernモデルは、
  ネガティブ・フィードバックを持ってないので、プレゼンス・コントロールは
  全てハイカット・コントロールです。
  実際のアンプと異なり、コントロールの動作が逆になっています。
  もし、実際のアンプのプレゼンスが時計周り一杯にしているとき、
  モデルの正しい位置は、反時計周り一杯となります。
  また、モデルのハイカット・コントロールは実際のアンプより2倍のレンジを持ってます。
  このため、実際のアンプで反時計回り一杯のとき、
  モデルでは12時の位置が正しい位置となります。
  また、MIMICの段落で述べたように、最近のモデルはMV(マスターボリューム)に対し
  とても敏感です。
  低いMV設定はよりScooped Toneを生み出す一方、高いMV設定は、ミッドレンジを強調します。
  MVレベルを上げ下げしながら補正して、希望のトーンを生み出すことをお勧めします。
 

65 Bassguyモデルは完全に再調整しました。
このアンプは、以前は完全にはモデリングしてませんでした。
このアンプはとても特徴的なフィードバック回路を持っています。
この伝説的なアンプのユニークな音を今回完全にモデル化しています。
最良な音を得るために、一度別のモデルを選択し、再びこのモデルを選択して
リセットすることをお勧めします。


Euro Blue and Red は再調整されました。
これらは、Bogner Ecstacy 20th Anniversary アンプに基づいてます。

最良な音を得るために、一度別のモデルを選択し、再びこのモデルを選択して
リセットすることをお勧めします。


Wreckerの1モデルに間違った内部ステージの結合コンデンサを修正しました。
また、MV値を少し小さい値であったため、わずかに増加させました。


Block Letter ” EVH 5150に基づいたPVH 6210 モデルを完全に再調整しました。
このモデルは、PVH 6160 Block ”に名前を変えました。

Peavey 6505+に基づくモデルは、PVH 6160 II ” として追加されました。

Soldano SLO100のクリーンチャンネルの基づく"Solo 100 Clean "を追加しました。

Mesa Triaxis LD2モードに基づくUSA Pre Green ” and USA Pre Yellow"を追加しました。
注:実際にハイカットコントロールとして働くTriaxisのプレゼンスコントロール
  は最大の値にしてモデル化しました。
  また、このモデルのMIDコントロールは実際のプリアンプの範囲より大きいことに注意して下さい。
  値が5のとき、同じ反応を示しますが、Axe-FxのMIDカット量は、より大きいです。

CAE 3+ SEプリアンプのチャンネル1に基づく CA3+ Clean ”モデルを追加しました。
3チャンネル全てがモデル化されました。

~~~~~~~~~~~~

まだありますが、現時点ですごい変更点ですね。

実際にV10にして弾いてみましたが、
V9以前の自作のプリセットは(歪み系が特に?)使い物にならないくらい、
音が変わってます。

しかし、 V10のファクトリープリセット、めっちゃいい音多いです。
なんだろうか、音がはじける感じが段違いにリアルになったと思います。

一瞬、「あれ、自分の持ってる本物のアンプ弾いてる?」って勘違いしそうになりました。
ヘッドホンだったのに。

この短期間でこれほどの改善をしてくるとは、、

その5に続きます。

2013年4月5日金曜日

おっと、今日か明日あたり? → V10来ました。直リンクあり。

おっと、

Fractal Audioの掲示板見たら、

Axe-Fx2のファームウェアVer.10の発表が間近のようですね。


4/4時点の記事で、クリフさん、

テストによるバグ修正も終わり、

後アンプモデルを1つ作成するだけ。

明日完成できるはずだ!って書いてますね。


↓追記


とうとう、


ファームウェアV10とAxe-EditV1.9が発表されましたね!


まだフォーラム内の各スレッドでバラバラに公開されてるので、
まとめて、ダウンロードの直リンク貼っておきます。

全て「fractalaudio.com」ドメインへの直リンクです。

Firmware V10.02のダウンロード

Fractal-Bot for Windows(XPから7まで。現状8も特に問題なし)のダウンロード
Fractal-Bot for OS-X(10.7.4以降)のダウンロード
Fractal-Bot解説ページ

V10 Factory Presetsのダウンロード

Axe-Edit 1.9 Beta for Windows (XP以降)のダウンロード
Axe-Edit 1.9 Beta for OS X (10.7.4以降)のダウンロード
Axe-Edit1.9 Betaの説明ページ


とりあえず、ファームアップの手順はこんな感じで行いました。


・パソコンにUSB接続したAxe-Fx2の電源ON
・Firmware V10をダウンロードして解凍
・Fractal-Botをダウンロードしてインストール
・Fractal-Botを起動して、DeviceにAxe-Fx2を指定し、
  FirmwareV10のsyxファイルを指定してTRANSMITし、
  100%になったら、Axe-Fx2の画面の指示通りに、電源OFFして5秒待って電源ON



さっそく、試してみますぜ!

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その3

その3です。

~~~~~~~~~~~~~

アンプブロックにチューブ管タイプのパラメータを追加。

3極管(例えば、6L6, KT66)、5極管(例えば、EL34、6BQ5)など

のチューブ管のタイプを選択できます。

アンプモデルが選択されたとき、適切なチューブ管タイプがデフォルトで選択されますが、

ユーザーが上書きして使うこともできます。


アンプブロックの"Drive Stack"の精度を改良しました。

これにより、操作の全範囲にわたり、ドライブ・コントロールは
本物に近い振る舞いをすることができます。


“Dynamic Presence ”コントロールをアンプブロックへ追加しました。

これは、出力トランスの漏れインダクタンスにより、
パワーアンプがプッシュしたとき、トーンを輝かせることをモデル化します。
実際のアンプ対応したアンプモデルが選択された時、デフォルト値にセットされます。
このコントロールを増加させると、擬似的にパワーアンプをプッシュする感じとなり、
よりブライトな感じになります。
ソフトに弾いたり、ローゲインで弾いたとき、影響は少なくなります。

注:このコントロールはパワーアンプのモデリングにのみ影響があり、

  パワーアンプのドライブに対してのみ影響します。

このコントロールを減少させると、ハードに弾いたとき、ダークなトーンにすることができます。

また、このコントロールは、アンプモデルのスイートスポットを習熟するのに役に立ちます。

マスターボリュームを大きくすると、アンプはリキッドになり、コンプ感が増し、演奏が楽になります。

しかし、大きくし過ぎると、とてもダークな音になり、コンプ感が非常に増大します。
この“Dynamic Presence ”コントロールは、
スペクトラムの他の部分に影響することなく、あなたが望むパワードライブやリキッドなフィーリング、そして高音域を取り戻すことができます。


アンプブロックへ“Dynamic Depth ”コントロールを追加しました。

これは、“Dynamic Presence ”コントロールと似ており、
アンプがプッシュしているときの、低周波を増減します。
実際のアンプには、このコントロールはありませんが、価値あるトーン生成ツールです。


アンプブロックへ“Character ” と“Character Frequency ”を追加しました。

この2つのパラメータは、とてもパワフルな非準同形フィルターをコントロールします。
ソフトに弾く場合、これらはあまり影響を及ぼしません。
歪みの量が増大すると、影響力が大きくなります。
“Character ”がフィルターの影響量を設定するのに対し、
“Character Frequency ”はフィルターのセンター周波数を設定します。
例えば、ハードに弾いて、音を暗くしたいとき、
周波数を10kHz、影響量を-5にするとよいかもしれません。
ハードに弾いて、音を明るくしたいとき、影響量を+5にセットしましょう。
アンプタイプを選択したとき、影響度は必ず0に設定されています。

~~~~~~~~~~~~~

(長いので、改行の量を減らしてます)

次は、その4で。


2013年4月4日木曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その2

続きです。

~~~~~~~~~~~~~~~

アンプモデルを選択したとき、マスターボリューム(以下、MV)の設定へ移るようになります。

また、MVのないアンプの正しい設定は、MVが10となります。


このため、MVのないアンプモデルを選択したとき、MVは10(規定値)となっています。



もし、MVのないアンプで、よりMVのドライブを望む場合、


アドバンスドGUIページに、新たに設置された"MSTR VOL TRIM"パラメータで


MVを増減させることができます。



MVがないアンプのMVの初期値は、アンプにとって


だいたいのスイートスポットの値になっています。


この値は、パワーアンプがアンプのトーンとフィーリングに影響し始める値となります。



一般的に、MVを減少させると、アンプはブライトになり、コンプ感が少なくなります。


MVを増加させると、中音域が目立ちはじめ、コンプ感が多くなります。



いつものように、あなたの耳で探る必要があります。



微調整されたパワーアンプモデリングは、偶数次の倍音を若干増加させます。


これにより、大部分のアンプモデリングは、よりスイートな感じになります。



三極管のモデリングは、よりクリアで弦の分離感をもたらし、


歪からグレア(反射)を排除するように改善しました。



注:"Triode Hardness"パラメータは、これまでとは異なる動作となります。


アンプタイプが選択されたとき、適切な初期値になります。


既にあるプリセットは、呼び出された時に、自動的に調整されます。



改善されたパワーチューブモデリングは、よりパンチ力とポップさを与えます。


特に、パワーアンプ・ディストーションのトーンに影響を与えます。


これによりレスポンス、タッチ感度、PICK ATTACKも改善され、よりダイナミックになります。



アンプブロックの電源部のモデリングは、電源供給タイプをACに設定した場合、


AC整流と電源リップルの結果を、現在、モデル化しています。


電源供給タイプは、AC、DCから選択できます。


AC電源の周波数は、"AC Line Freq"で選択できます。


注:B+時定数の値が低く、Sagの値が高い場合、


  電源供給タイプがACの時、実際のアンプの様に、


  ゴーストノートが発生する可能性があります。


  B+時定数が低い値の時、アンプの反応は早く感じますが、


  低すぎるとゴーストノートが発生しやすくなります。


~~~~~~~~~~~~~~~


その3へつづく。


(Ver.10のリリースノート長いっすわ~)


2013年4月2日火曜日

Axe-Fx2 FW Ver10のリリースノート その1

こんばんは。

Axe-Fx2の公式フォーラム内で、


さらっと、

ファームウェアVer10のリリースノートが発表されました。


発表されたスレッドはこちら。



※なお、リリースノートだけで、物はまだです。



どんな内容なのか、ワクワクだ。


以下、勢いで、和訳。


Axe-Fx II Firmware Release Notes


************************************************** *****************************

10.00

注:これはメジャーアップデートです。

  特にアンプモデリングに対しての更新となります。


  このファームウェアは既存のプリセットのサウンドを変更するでしょう。

  このためインストール後、全てのプリセットのサウンドチェックをし、

  適切な操作をし、トーンを合わせて下さい。


  アンプモデルは、他のアンプタイプに変更してから希望するアンプタイプに戻せば、

  一時的にリセットすることが可能になります。

  リセットするとは、デフォルトパラメーターが呼び出されるということ。


アンプモデルには、MIMICTM P.A.F.という技術が実装されました。
(※ “Multi-point Iterative Matching and Impedance Correction”)

MIMICとは、分析した信号をアンプに適用します。


回路の様々なポイントでアンプ毎に最適なニュアンスを捕らえて

それぞれのアンプに対し正しく修正します。


修正度合いは、大きい場合もあるし、小さい場合もあります。

なぜなら、アンプのレイアウトや様々な関連性に依存するからです。


MIMICは、単なる出力EQでの補正と異なり、

アンプモデルの適切な場所に正しい補正ができる利点があります。

このため、実際にリアルな動作と同じような補正が可能となります。


例えば、デュアル・レクチファイヤーのモダンモードは、

MVが増加するにつれて分厚いトーンとなりマスターボリュームに対し

とても敏感になります。

MIMICは、マスターボリュームの増大に伴う、単なる音量の増加だけでなく、

敏感な振る舞いを維持します。


必要に応じて、MIMIC処理のEQ補正の部分はAMPブロックの

Advanceメニュータブからオフにできます。

注:MIMICの非線形補正やその他の処理は、必要不可欠であるためオフできません。

多くの場合、EQ補正は僅かであり、オン/オフして、

すぐに聞きわけられることはあまりないでしょう。


実際のアンプとMIMICアンプモデルとのズレを検証し考慮して
アップデートされた多くのアンプモデルの詳細:


プリインストールのキャビネット・モデルの数が、35個追加されます。


これらは、キャビネットに複数のマイクのIR(インパルス・レスポンス)をMIXしたものです。

これらのIRは、製作時にバンド調整されているためほとんどEQを触らず、

すぐにミックスに使用できます。


追加されたIRの30個は、ギターアンプ用キャビネットで、5個がベース用キャビネットです。

個々のマイクのIRは、個別にダウンロードも出来る予定です。(訳注:MIX前のIR、だと思う)


また、アーティストからのIRも加えました。

James Santiagoから2個。ドリームシアターのジョン・ペトルーシから1個。


ユーザーキャビネットのスロット数を100個へ増やしました。

一時記憶メモリ(の領域)を1つ増加。 (訳注:スクラッチパッドを一時記憶メモリと訳しました)

注:システムのバックアップ/リストアを行うとき、

  上位50個のスロットは一時記憶メモリに保存されるため、バックアップ/リストアできません。

一時記憶メモリ自体も増加しました。

この一時記憶メモリは、ダミー領域であり、キャビネットデータを受け取ることはできますが、

保存できません。(訳注:電源落としたら消えるということ、だと思う)

このため、ユーザースロットを上書きすることなくIRのサウンドチェックが出来ます。


~~~~~~~~~~~~~~~~

その2へ、つづく。

(今日は、ここまで!)