今回は、
たま~にTVでも聞くことのできる曲、
サンタナの「哀愁のヨーロッパ」の音を作りたいと思います。
前回の記事で少し書いたように、
アンプを、「USA IIC+ BRIGHT」 (Mesa Boogie Mark II)にして、
CABを、「1x12 EMI OPEN BACK (JM)」にすれば、
既にサンタナっぽいのですが、
今回、2つのアンプを、面白い構成で使ってみます。
サンタナについて、色々ネットを調べてると、
3つのアンプを音域別に使用しているという話がでてきます。
こんな感じです。
・高音域は、Mesa Boogie Mark II (Mark Iとの話もあり)
・中音域は、Dumble OverDrive Special 100w
・低音域は、Bludotone
Axe-Fx2は、アンプを2つまでしか使えないので、
「哀愁のヨーロッパ」でよく使う高音域と中音域に絞り、
Mesa Boogie Mark IIと、Dumble OverDrive Specialを利用します。
Bludotoneアンプのモデリングがなかったという理由もあります(^^;)
まずは、下の画像のようにします。
普通に2台のアンプ置きました。
次に、AMP1「USA IIC+ BRIGHT」(Mesa Boogie Mark II)の
イコライザーをこうします。
低音域をざっくりカットです。
そして、AMP2「ODS-100 Lead」(Dumble OverDrive Special)の
イコライザーをこうします。
高音域をざっくりカット。
これで、2種類のアンプがミックスされました。
どんな音になったのかというと、、こうなりました。
違和感なく、1つのアンプのように鳴ってる模様。
勢いで作ったので、比べたらオリジナルと色々異なりますが、
高音域は、いい感じだと思います。中低音は少しトーンが硬すぎたかな。
このプリセットはこちらです→「santana_europa.syx」。
(※AxeChangeにはアップしてません。)
MarkIIの方をGain上げて、ロングサスティーンを稼ぎ、
Dumbleの方で、なめらかなオーバードライブを作ろうとしてます。
このアイデアで、高音域、中音域をうまくアンプを分けると、
低音はクリーンに近いクランチ、高音はディストーション等といけるかも。
マニアックな使い方ですけどね(笑;)
次回、その2を書く予定ですが、
アンプをイコライザー以外どの辺りを、調節したのかという内容にします。
ではでは。