2013年2月26日火曜日

サンタナ「哀愁のヨーロッパ」の音作り その1

こんばんは。


今回は、

たま~にTVでも聞くことのできる曲、

サンタナの「哀愁のヨーロッパ」の音を作りたいと思います。




前回の記事で少し書いたように、

アンプを、「USA IIC+ BRIGHT」 (Mesa Boogie Mark II)にして、

CABを、「1x12 EMI OPEN BACK (JM)」にすれば、

既にサンタナっぽいのですが、

今回、2つのアンプを、面白い構成で使ってみます。



サンタナについて、色々ネットを調べてると、

3つのアンプを音域別に使用しているという話がでてきます。

こんな感じです。

・高音域は、Mesa Boogie Mark II (Mark Iとの話もあり)

・中音域は、Dumble OverDrive Special 100w

・低音域は、Bludotone


Axe-Fx2は、アンプを2つまでしか使えないので、

「哀愁のヨーロッパ」でよく使う高音域と中音域に絞り、

Mesa Boogie Mark IIと、Dumble OverDrive Specialを利用します。

Bludotoneアンプのモデリングがなかったという理由もあります(^^;)


まずは、下の画像のようにします。



普通に2台のアンプ置きました。


次に、AMP1「USA IIC+ BRIGHT」(Mesa Boogie Mark II)の

イコライザーをこうします。


低音域をざっくりカットです。


そして、AMP2「ODS-100 Lead」(Dumble OverDrive Special)の

イコライザーをこうします。


高音域をざっくりカット。


これで、2種類のアンプがミックスされました。


どんな音になったのかというと、、こうなりました。




違和感なく、1つのアンプのように鳴ってる模様。

勢いで作ったので、比べたらオリジナルと色々異なりますが、

高音域は、いい感じだと思います。中低音は少しトーンが硬すぎたかな。


このプリセットはこちらです→「santana_europa.syx」。


(※AxeChangeにはアップしてません。)


MarkIIの方をGain上げて、ロングサスティーンを稼ぎ、

Dumbleの方で、なめらかなオーバードライブを作ろうとしてます。




このアイデアで、高音域、中音域をうまくアンプを分けると、

低音はクリーンに近いクランチ、高音はディストーション等といけるかも。

マニアックな使い方ですけどね(笑;)


次回、その2を書く予定ですが、

アンプをイコライザー以外どの辺りを、調節したのかという内容にします。


ではでは。

2013年2月19日火曜日

Axe-Fx2の不具合に遭遇

こんばんは。

Axe-Fx2のFXL(FXループ)を試していたら、

大部分のプリセットで、音質がいきなり変わる不具合に遭遇しました。


演奏していたら、突然ワウペダルを踏込んだような、

うわずった音になるという現象です。


一度この状態で、プリセットを何も変更なしで上書き保存したところ、

最初からうわずったままになるという。。


演奏中に、何かのパラメータを勝手に変更されるような感じです。


現在は、治ってます。


何をした時、治ったかというと、

UtilityボタンのRESETページで、初期化で現象が発生しなくなりました。


実際の行った手順は、

○電源とギターとヘッドホン以外のケーブル全部抜いた。

 →治らない

○公式サイトにあるファームウェア9用の、BANKA、B、Cに全部書き直しした。

 →治らない

○UtilityボタンのRESETページで初期化。

 →治った!

てな感じでした。


I/Oセッティングで何か変なことしたかな~?

ただ、公式フォーラムで、同じようなことが書いてあるスレッドがあり、

バグ表記されてたので、ファームウェア10のバグ対応になってると思います。



次回は、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」の音を作りたいと思います。


でも、シンプルに、

アンプタイプを、「USA IIC+ BRIGHT」にして、ゲイン上げて

CABを、「1x12 EMI OPEN BACK (JM)」にしたら、

かなりサンタナの音に近づいてるよ!(^^)



2013年2月15日金曜日

FXLoopでしばらくハマる

こんばんは。

前回の、のろけ話から通常モードに戻らさせて頂きます。


今回、

Axe-Fx2、真空管アンプのパワー部だけ利用しようと、

FXLoopを使ったときのトラブル報告です。


ちょっとハマッてしまいました。情報共有します。


下の画像のように、AMPブロックのパワー部をOFF(SUPPLY SAGをゼロ)にして

FXLブロックに繋げました。

FXLブロックは、Output2へ音を流し、Input2から音を受けます。



今回、

Output2から真空管アンプのReturn端子、

真空管アンプのスピーカーアウトからLoadBox(スピーカーシミュレータLineOut端子付き)、

そして、AxeのInput2へ戻しFXLブロックへ戻るという流れを作りました。


が、しかし、INPUT2へ音が来ない!


UtilityボタンからのSTATUSページで、各端子のレベルが判るのですが、

Output2のレベルは正常出力されてるのに!?


結論から言うと、Axe-Fx2のフロントパネルの右にある、OUTPUT LEVELSの”2”の

ボリュームノブを上げないとだめでした。(そんなことかと。。)


OUTPUT LEVELSの”2”のノブをゼロにしても、

UtilityボタンからのSTATUSページではOutput2には信号レベルがあるので、注意です。


STATUSページの後段にOUTPUT LEVELSの”2”のレベル調整が来てるようです。むむ。


こんなのハマるのはオレだけかもと思いながら、

ご報告記事でした。


それでは。

2013年2月12日火曜日

ギターのリペアと、、

こんばんは。


ギターのリペアしてきました。


皆さん、リペアにどれくらいの頻度で出してますか。


多分、出す人は出すし、出さない人は出したことないよって感じでしょうか。

私は、ほんと、まれに出します。


普段じゃなく、ノイズが酷くなってきた、とか、パーツが壊れた!のようなタイミング。


今回は、ノイズが酷くなってきた愛着のあるギターを持っていきました。


自分で直してもよいのですが、

近くに、プロのギターテックされている方のお店があるので、

信頼して持っていけます。


持っていくと、ノイズ処理だけじゃなく、

ネックの調整、ピックアップの高さ調整(サウンドバランス調整)や

フィンガーボードも磨いて頂いて、最後に弦を念入りにチューニングしてくれて、

満足度が高い。


これだけして、作業時間は30分という早業。


さらに、その30分間、完全に自分のギターテックに

なってくれてる妙な満足感も捨てがたい。


気になるお値段は、

新しい弦代込みで、4250円。


うむ、学生時分なら、ショッキングなお値段だったかもしれない。


仕事をしている今なら、好きなギターからノイズも消え、

綺麗に仕上げてくれるのは、とても嬉しい。


あと、もって行ったその場でリペアしてくれる方なので、

作業のやり方を盗み見できます。

ほぉー、そうやるのかと、少し経験値があがります(笑)


例えば、ピックアップの高さ調整している時、

ピックアップセレクターを何度も切り替えておられますが、

独特のリズムに乗った職人らしい素早い切り替え方がかっこいい。



さて、もうひとつ、記事にしなくてもよいネタが、ございます。

先日、わたくし、入籍いたしました。

ほんと、ギターブログには関係のない話なのですが、

人生に何度もないことなので、書きたくなりました。


嫁さんよ、これからもよろしく!

出会えて嬉しいんだぜ!

以上!


ではでは、みなさん、おのろけ失礼いたしました。


ちょっと恥ずかしくなってきたけど、このまま投稿します!

2013年2月5日火曜日

Axe-Fx2 公式チップ集

公式フォーラムにて、

Axe-Fx2のチップ集が書いてあったのでご紹介。

※ただし、2年前の記事なので、現ファームウェアと異なる所があるような。(訳注あり)


このチップは、

公式フォーラムのとあるスレッドで、「簡易マニュアルがあれば便利だよね!」

という議題に対し、

開発者が、コメントした内容となってます。


------------- 以下、開発者コメント --------------

Axe-Fx2のフロントパネルは、

覚えるというより直感的に操作する感じで使えます。


各ボタンの押すパターンをゆっくり学んで下さい。


ここでは、いくつかの便利なチップを記載します。


それでは、トレーニングを行います。


●指のポジション


Axe-Fx2の配置場所によって、変わりますが、

親指または、その他の指で操作することになると思います。


お勧めは、Axe-Fx2の上に親指以外を置いて、

ボタンは親指で操作することをお勧めします。

これは人間工学的にも最適です。

アームレストを使えば、長時間の操作にも耐えられます。


私は、自分の右側にAxe-Fx2を置いて、右手で操作しています。



●ボタンを見ることなく、EDIT、NAV、PAGEの左右、VALUEノブを操作できるように練習します。


●グリッド画面で、UP、DOWNボタンの押下や長押しで、

  全てのグリッドに移動できることを知ってますか?


●I/OのX、Yを(設定して)使いましょう。

  Yボタンをショートカットボタンとして、AMP2やその他のよく使うブロックに割り当てて下さい。

  X、Yを押下して、RECALL画面から割り当てたブロックのEDIT画面に入ることを覚えてね。


●EDITボタン押下で、現在のブロックから次のブロックのEDIT画面に移動できます。

  将来、前のブロックのEDIT画面にも行けるように改善するかもしれません。


●どのブロックでもPAGEの右ボタン長押しで、MIXページになります。



●AMPブロックのADVページは、PAGEの右ボタン長押し後、1回左ボタンを押します。



●AMPブロックのEQページは、PAGEの右ボタン長押し後、3回左ボタンを押します。


●NAVボタンは、ページ毎に最後に操作した場所を覚えているので、

 他のページから元のページに戻ったときに、

 さっきのページで何を操作したのか覚えていれば

 すぐに先ほどのパラメータを操作することができます。


●Axe-Editは、個々のパラメータを初期化しますが、フロントパネル操作は初期化しません。

 (訳注:現在Axe-Editを使ってないので分りませんが、初期化したかな?)


●EDITメニューでのダブルクリックを覚えて下さい。

 ○BYPASSボタンのダブルクリックは、ブロックをリセットします。

 ○Xボタンのダブルクリックは、Yからコピーします。

 ○Yボタンのダブルクリックは、Xからコピーします。

 ○FX BYPボタンのダブルクリックは、GLOBAL MENUへ入ります。


●A、B、C、DボタンはEDITメニューで利用できます。

 画面を見て、それぞれボタンの内容を確認する必要があります。

 でも、よく使うパターンでは、ABCDを見る必要はありません。

 例えば、DRIVEをハイライトすると、A=BASS、B=MID、C=TREBLEとなってます。


おそらく、もっとチップはあるでしょう。

ここからスタートして下さい。

また、60秒ガイド(マニュアル16.2章)も参照して下さい。

------------- 以上、開発者コメント おわり--------------




まさか、ブラインドタッチを推奨してくるとは思わなかった。(^^;)


また、なんとなく感覚で覚えていたことが多々ありましたが、

右ページボタン長押しで、必ずMIXとか、改めて言われると、おーなるほどと思いました。


そして、BYPASSボタン2度押しで、ブロックをリセットは知らなかった。

あとは、X、Yのショートカット使ってなかったので、ちょっと調べてみようかな。


てなわけで、

Axe-Fx2のチップ集でした!



と思ったら、もう一個! あるユーザーがナイスなチップを!


プリセット名の便利な入れ方についてです。


STOREボタンを押下した後、NAVの下キーを押した後、

NAVとVALUEの操作でプリセット名を変えられます。


しかし、結構めんどくさい!

これをかなり便利にするチップです。


●プリセット名を入れるとき、A、B、C、Dノブが便利に使えます。

 Aノブ:アルファベットの大文字
 Bノブ:アルファベットの小文字
 Cノブ:数字
 Dノブ:カーソル移動


ではでは!


2013年2月1日金曜日

Fractal Audio Systemsが、あのアンプを購入!

こんにちは。


今回、ちょっと面白い記事が、

Fractal Audio Systems(以下、FAS)のフォーラムにあったので、お知らせ。


Axe-Fx2を開発しているFASが、

100W Dumble Overdrive Special を購入したようです。



多くのユーザーが、すげー、期待してる!っていうコメントを書いてる中、

とあるユーザーが、

「だからといって、モデリングするって、FASは言ってないぜ! 
 ただ欲しかっただけじゃないか。 
 (みんな期待するな!)」

といったら、


FASから、即答で(2分後)、

「絶対に!モデリングする!」

との、お返事。


また、こんなコメントも

「アンプを買ったのは、このアンプをモデリング化して、
 ここのみんなで共有したいんだ!」


素直にうれしい!


現在、開発中のファームウェア10に搭載してくれることを望みます!


でも、今もAxe-Fx2に、ダンブルのモデリングアンプありますね。

これとは、別物になるのかな。


とりあえず、ワクワクする内容でした(^^)


P.S.

ダンブル使用者で有名な方々として、
以下の名前がフォーラムであがってました。

Larry Carlton
Robben Ford
SRV
John Mayer
Sonny Landreth
Carlos Santana
David Lindley
Eric Johnson